綿半ホールディングス(HD)が27日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比8%減の11億円だった。前年同期に建設事業で採算性の高いリニューアル物件が集中した反動でセグメント利益が31%減となったことが響いた。

売上高は微増の654億円、営業利益は17%減の14億円だった。主力の小売事業は減収減益となった。24年夏は気象庁から南海トラフ地震に関する臨時情報が発表され、ホームセンターなどで災害対策の製品の需要が高まった。25年4〜9月期はこの反動が出た。建設事業では受注環境自体は良好といい、増収減益となった。

26年3月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比11%増の23億円、売上高は4%増の1390億円を見込む。純利益、売上高ともに過去最高となる予想だ。

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