29日午前の東京株式市場で日経平均株価は値上がりし、一時、前日終値より600円超高い5万0900円台をつけた。27日につけた取引時間中の史上最高値(5万0549円60銭)を2日ぶりに更新した。米国株式市場でハイテク株などに買いが集まり、主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いでいる。
日経平均は、前日より234円46銭高い5万0453円64銭で取引が始まった。半導体関連のアドバンテストや、AI(人工知能)関連のソフトバンクグループに買いが集まっている。
28日の米ニューヨーク株式市場では、主要企業でつくるダウ工業株平均は、3営業日連続で最高値を更新した。
半導体大手エヌビディアがフィンランドの通信機器大手ノキアとの提携などを発表し、前日の終値から4.98%上昇した。9月に発売したiPhone17シリーズの販売が好調と伝わったことを受け、アップルの株価も上昇、時価総額は一時、初めて4兆ドルを突破した。4兆ドルを超えは、エヌビディア、マイクロソフトに次いで3社目となる。
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