【ワシントン時事】ベセント米財務長官は28日、SNSに「日本政府が日銀に政策余地を認めようとする意思がインフレ期待を安定させ、為替相場の過度な変動を防ぐカギとなる」と投稿した。ベセント氏は高市早苗政権発足後、日本の金融政策についての発言を続けている。
日銀は日本時間29、30両日に開く金融政策決定会合で、利上げを見送る公算が大きい。ベセント氏の投稿は日銀の利上げ容認を政府に求めたものとみられ、低金利が続いて円安・ドル高が長期化しないようけん制した格好だ。
 握手する片山さつき財務相(左)とベセント米財務長官=27日、財務省(代表撮影)
握手する片山さつき財務相(左)とベセント米財務長官=27日、財務省(代表撮影)
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