難工事への対応などでリニア総工費が上振れする

JR東海は29日、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋間の総工費が11兆円になる見通しだと発表した。従来の7.04兆円としていた想定から約4兆円膨らんだ。足元で進行する物価高により2.3兆円、難工事への対応で1.2兆円増加した。

リニアの総工費を巡っては当初は5.52兆円としていたが、2021年に公表した見通しで7.04兆円に見直した経緯がある。難工事への対応や地震対策の充実、発生土の活用先確保を主な要因に挙げていた。

地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。