
ビックカメラは29日、池袋エリアの3店舗を11月14日に改装開業すると発表した。社内試験に合格した精鋭販売員を手厚く配置し、接客を強化する。JR池袋駅直結の好立地に出店を計画するヨドバシカメラ、9月に改装開業で品ぞろえを増やしたヤマダホールディングス(HD)に対抗する。
JR池袋駅東口近くの「カメラ・パソコン館」とカメラ・パソコン以外の家電を販売する「池袋本店」、「池袋西口店」の3店舗を改装する。3店舗とも商品を体験できる売り場を拡大する。池袋本店は大型家電よりも買い替え頻度の高いスマートフォンや関連商品の売り場面積を広げ、来店頻度を高める。
営業を続けながら売り場のレイアウトを変更しており、3店同時に改装開業する。合わせて「ビックトレジャー2025 池袋」と銘打つ大型セールを開催する。2026年2月まで、商品知識と提案力についての社内審査を突破したえりすぐりの販売員34人を配置する。
ビックカメラの秋保徹社長は「買い物は最大のレジャー。体験を充実させて顧客の感性をくすぐる売り場にして家電への憧れを喚起したい」という。
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