マシンピラティス専門店WECLEの内観

青山商事は29日、マシンピラティス専門店を展開すると発表した。運営はフランチャイズチェーン(FC)制にする方針で、12月1日に横浜市の商業施設に1号店を出す。少子化や在宅勤務の定着が進む中、スーツ販売以外の収益源を確保する。

子会社を通じてストレッチ専門店「ドクターストレッチ」を運営するノビテル(東京・新宿)とFC契約を結んだ。

12月に出す「WECLE(ウィークル)ららぽーと横浜店」の店舗面積は約100平方メートル。ピラティスやストレッチ用の機械を10台そろえる。2025年度中に同店を含めて3店舗を出す予定で、26年以降は年に4、5店ほどを出店する。同社は「首都圏を中心になるべく早く50店舗を出店したい」とする。

青山商事は事業の多角化を進めている。「焼肉きんぐ」などの外食事業や、「エニタイムフィットネス」のFC店運営などフィットネス事業を手掛ける。競合も同様で、AOKIホールディングスは複合カフェ「快活CLUB」を運営し、スーツ以外の事業が売上高の約半分を占める。

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