
印刷インキのartience(アーティエンス、旧東洋インキSCホールディングス)は30日、化学素材業界に特化した会員制のシェアオフィスを立ち上げたと発表した。東京都中央区京橋にある本社の1フロアを使い、業界に特化した様々な企業のマッチング拠点として活用するほか、同社の新規事業創出を目指す。
シェアオフィス「インキュベーションキャンバストウキョウ」にはすでに大学や政府の研究機関、ベンチャーキャピタル(VC)など25社が加盟する。各社・団体が定期的に講演会も開催する。セミナールームや会議室、集中して作業のできるブースなども設けた。費用は月額料金制で1人当たり4万円、新興企業の会員は1万円となる。
インキュベーションセンターの高橋隼人所長は「これまで化学素材系に特化してマッチングできる機会の場が少なかった。将来は約200社の参加を目指していきたい」としている。
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