パナソニックエナジーのリチウムイオン電池

パナソニックホールディングス(HD)傘下の電池事業会社、パナソニックエナジーは30日、米ブラウン大とリチウムイオン電池の劣化メカニズム解析に関する共同開発を始めたと発表した。電池劣化の解析手法を確立し、耐久性の高い次世代の材料開発を目指す。

電気自動車(EV)などに使われるリチウムイオン電池は、充電と放電の繰り返しによって材料が劣化する。今回の連携では長期間使用した電池が劣化する原因などを研究する。材料開発に生かすことで、電池の性能向上につなげる。

ブラウン大工学部は電池材料の劣化に関する研究に取り組んでいる。パナソニックエナジーの開発や生産の知見と組み合わせることで材料開発を加速する。

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