
ファナックは31日、2026年3月期の連結純利益が前期比7%増の1573億円になる見通しだと発表した。従来の減益予想(3%減の1430億円)を上回り、一転増益になる。ロボット部門を中心に想定より需要が伸びる。
事前の市場予想平均(1551億円、QUICKコンセンサス)も上回った。売上高は3%増の8180億円、営業利益は11%増の1759億円を見込む。それぞれ110億円、164億円上方修正した。想定為替レートは1ドル=143.02円とし前回予想から2円ほど円安になるとみる。
未定としていた中間配当は51円33銭(前年同期は44円51銭)とした。同日発表した25年4〜9月期の連結決算は売上高が前年同期比5%増の4075億円、純利益が14%増の798億円だった。
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