リコーは5日、米国で中小企業を対象に展開するITサービス事業を米社に売却したと発表した。売却額は非開示としている。米国では大手企業向けの業務効率化サービスに力を入れており、成長領域に経営資源を集中する。
中小企業向けにパソコンの保守管理などを手掛ける「マネージドITサービス事業」を10月31日付で売却した。ITコンサルティングのネトリクスグローバル(イリノイ州)に譲渡した。
2026年3月期の連結業績予想には織り込み済み。リコーはオフィス業務の自動化などのデジタルサービスで成長する方針を掲げており、地域ごとに事業の選択と集中を進めている。
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