エーザイはアルツハイマー病治療薬「レケンビ」の販売が伸びている

エーザイが5日発表した2025年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比14%増の246億円だった。アルツハイマー病治療薬「レケンビ」などの販売が伸びた。純利益は市場予想平均(12%増の242億円)を上回った。

売上高にあたる売上収益は4%増の4000億円、営業利益は24%増の344億円だった。製品別の売上収益はレケンビが2.5倍の411億円だった。不眠症薬「デエビゴ」も15%増と堅調だった。主力の抗がん剤「レンビマ」は1%増だった。

2026年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上収益は前期比微増の7900億円、純利益は11%減の415億円を見込む。レケンビなどが伸びる一方、前期に税金費用が一時的に少なくなり利益が押し上がった反動が出る。構造改革費用の発生も見込む。

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