トヨタ自動車が5日発表した2025年9月中間決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比18.6%減の2兆56億円だった。中間決算としては2年連続の減益となった。
売上高は同5.8%増の24兆6307億円で、過去最高を更新した。
連結決算に関わる販売台数は478.3万台と、前年同期より5.0%増えた。心配された米国市場ではハイブリッド車(HV)などがよく売れ、認証不正問題などで昨年は生産が滞った国内販売も堅調だった。
ただ、トランプ米政権による高税率の自動車関税が営業利益を9千億円押し下げた。また、前年と比べると為替が円高で推移したことで、3900億円営業利益を押し下げた。
最終的なもうけを示す純利益は同7.0%減の1兆7734億円だった。
近健太CFO(最高財務責任…
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