キヤノンが発売する屋内向けのリモートカメラ

キヤノンは5日、屋内に設置するリモートカメラ2機種を2026年1月下旬に発売すると発表した。大学や学習塾などでの講義のオンライン配信や、放送局のスタジオ撮影などへの利用を見込む。高画質での撮影を可能とする高倍率のズーム機能を備えた。

オンライン講義などで使う標準タイプと、放送局のスタジオ撮影などで使うプロ向けタイプの2機種を発売する。プロ向けは幅広い接続方法に対応できる。想定価格は標準タイプで55万円前後(税別)。

強みはズーム撮影だ。光学20倍ズームレンズを搭載するほか、フルHDの撮影時には高画質を維持したままで最大40倍までズームできる「アドバンストズーム」機能も備える。

被写体を自動追尾する機能も標準搭載する。有償オプションで被写体の顔の向きや人数を認識して構図を自動調節する「構図アシスト機能」も提供する。スタジオでの撮影を効率化したい需要に応える。

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