UBEの機械事業子会社UBEマシナリー（山口県宇部市）は超大型電動射出成形機「5500emⅢ」を開発し販売を始めると発表した。電気自動車（EV）など電動車の広がりで部品が軽量化され、大型樹脂部品の需要が高まることに対応する。自動車以外にも家電や産業資材、住宅設備などの生産性向上に役立つとして売り込む。
射出成形で金型を締め付けるために必要な力（型締め力）は5500トンで、同社によれば世界最大という。超大型電動射出成形機として5500トン機のほか、5000トン機もラインアップに新たに加えた。3500トン機や3000トン機は全面改良した。
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