色とりどりに彩った、自分だけのミャクミャクをつくるワークショップが大阪府門真市の「海洋堂ホビーランド」で開かれている。「アフター万博」を楽しむ場として人気を集め、すでに予約は締め切られたという。
- 「あれ? もしかして可愛い?」不気味なミャクミャクが一転、共感に
海洋堂は大阪・関西万博の公式ライセンス商品として販売されたミャクミャクのカプセルフィギュア(高さ約6センチ)を手がけた。
ワークショップでは、未塗装のフィギュアに約20種類の絵の具を使って好きな色を塗ったり模様を描いたりする。所要時間は1時間ほどだ。
大阪市の会社員柘植大樹さん(43)は「木をイメージしました」と、頭が緑色、体は茶色のミャクミャクを完成させた。
他にも、プロ野球の阪神タイガースや好きなアイドルのイメージカラーなど、参加者は思い思いの色にミャクミャクを染めていた。
夫婦で万博を訪れたという柘植さんは「ミャクミャクのグッズを集めているが、オリジナルの1体ができた」と笑顔で話した。
ワークショップは平日が1日2回、土日祝日が1日4回開かれ、定員は各回16~22人。担当者によると、昨秋に始めたときは閑散とする日も多かったが、開幕後の万博人気とともに申し込みが増えたという。
開催は24日までだが、すべての回で定員に達し、予約を締め切った。担当者は「ミャクミャクは色を変えてメッセージを発信するという特徴があり、それを生かして開いた。ここまで反響のある企画となってうれしい」と話した。
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