「そよら三条須頃」の開業初日は多くの来店客でにぎわった(7日、新潟県三条市)

イオンリテールは7日、ショッピングセンター「そよら三条須頃」(新潟県三条市)を開業した。「そよら」は同社が新たに展開する都市型ショッピングセンターで、新潟県内では初出店となる。全国では19店舗目。

食品が中心のスーパー「イオンスタイル三条須頃」を核店舗に、レストランやアミューズメント施設など多様な専門店が集まる商業施設となっている。敷地面積は約4万5000平方メートル。JR燕三条駅から徒歩8分、北陸自動車道の三条燕インターチェンジから車で6分という立地の場所にある。

近隣エリアには三条市立大学や済生会新潟県央基幹病院などがあり、教育・医療機関の整備が進む。「そよら三条須頃」から約600メートルの場所には「イオン県央店」(燕市)もあるが、食品売り場を中心に差別化を図ることで年間150万人の集客を目指すという。

7日はオープニングセレモニーを開催したほか、三条市とイオンが包括連携協定を締結した。三条市とイオングループは地場産品の販路拡大や防災などで連携を深め、地域活性化や市民サービスの向上につなげる。

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