
オフィス家具大手のオカムラは10日、東京都内でオフィス家具の展示会を開いた。オフィス回帰の流れが強まるなか、仕切りを自在に組み合わせて社員の交流を促すソファなどを展示した。22日には個人向けの椅子を体験できるサロンも都内に開設する。
展示会でオフィス向け家具「YAA(ヤア)」を発表した。曲線を描いたパネルにソファやテーブルなどを組み合わせる仕組み。パネルの高さを変えて個室のような空間を作ることもでき、様々な用途に使用できる。12月から発売予定で、初年度の売り上げ目標は5億円を見込む。
22日にはニューオータニガーデンコート(東京・千代田)に個人向けの椅子を展示するサロン「Chair isn't(チェア イズント)」も開設する。座り心地を確かめてもらい、電子商取引(EC)サイトでの購入を促す。2026年1月からは完全予約制で人間工学に基づいた座り方や最適な椅子を提案するサービスも始める。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。