名村造船所が10日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比43%減の81億円だった。前年同期より為替相場が円高に振れたことや、材料費や人件費が上がったことで、減益となった。
売上高は7%減の726億円、営業利益は29%減の107億円だった。事業別の売上高では、新造船事業が7%減の577億円だった。ハンディ型ばら積み運搬船を連続で建造した前年同期から反動が出た。修繕船事業は14%減の88億円だった。主力の国内艦艇の工事量が減った影響が出た。
26年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高は前期比微減の1580億円、純利益は43%減の150億円を見込む。
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