
婚活サービス大手のIBJは12日、ウエディング写真スタジオのデコルテ・ホールディングス(HD)に対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。約4億6300万円を投じて出資比率を32.96%から最大50.10%に高め、連結子会社化する。
1株527円でTOBを実施する。買い付け期間は13日から12月18日。IBJは自社の結婚相談所を利用して結婚が決まった顧客を、デコルテHDの写真スタジオに送客する。サービスの連携で収益性を高める。
デコルテHDはTOBに対して中立の立場で、応募は株主の判断に委ねるとしている。同社は東京証券取引所グロース市場に上場しており、TOBの後も上場を維持する見込み。IBJは2025年4月にデコルテHDに追加出資し、筆頭株主になっていた。
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