成田国際空港会社(NAA)は2025年度上期(4~9月)の国際線外国人旅客数が、過去最高の1159万人(24年度上期比7%増)に上ったと発表した。
日本人や国内線も含めた旅客数全体は過去3番目に多い2080万人(同4%増)で、新型コロナウイルス禍以降で初めて2000万人を超えた。一方、国際線の日本人旅客数は447万人(同13%増)で、新型コロナ禍前の19年度上期の約6割にとどまった。
NAAの藤井直樹社長は、30年に訪日外国人6000万人とする政府目標を引き合いに「来たい方が来られないということがないようにキャパシティー(受け入れ能力)を確保していきたい」と話した。【合田月美】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。