エレベーションスペースは宇宙から地球への輸送サービスの実現を掲げる=同社提供

東北大学発の宇宙スタートアップ、エレベーションスペース(仙台市)は14日、「高頻度物質回収システム技術」の実施機関として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する宇宙戦略基金に採択されたと発表した。同社は宇宙空間から物質を地球に帰還させ、回収するサービスの実現を掲げており、対象事業の開発費用について基金から補助金を受けることになる。

米航空宇宙局(NASA)などが建設した国際宇宙ステーションは2030年ごろに退役する。米国では民間企業による宇宙基地構想が活発になってきた。エレベーションスペースは地球とその軌道上を双方向に移動する物流体制構築を目指す。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。