
ドレッシング製造のピエトロが14日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、最終損益が4400万円の赤字(前年同期は4600万円の黒字)だった。資材やレストランの食材など原材料費の高騰が想定を上回った。
売上高は10%増の60億円で、同期間として過去最高だった。ドレッシングやパスタなど全ての商品分野で増収となったほか、レストランの新店効果も寄与した。

高橋泰行社長は同日の記者会見で「食材価格や物流費、人件費は今後もさらに高騰が進むと考えている。(価格転嫁に伴う値上げなどに)引き続き臨機応変に取り組んでいく」と話した。
ピエトロは26年3月期通期見通しについて「精査中」とし、売上高が前期比6%増の117億円、純利益が4%増の6000万円とする従来予想を据え置いている。
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