西日本鉄道が販売を始める「ウフフフード」=同社提供

西日本鉄道は食物アレルギーに配慮したドッグフード「UFUFU FOOD(ウフフフード)」の販売を22日から始める。社内公募発の新規事業で、獣医師の監修を受けて管理栄養士らとメニューを開発した。犬には人間と同じく食物アレルギーがあり、アレルゲンが含まれない手作り食を与える家庭もあるという。

同商品は豚やシカ、魚のマダラなど5種類の動物性たんぱく質に芋と米の2種類の炭水化物を組み合わせ、計10種類を展開する。犬のアレルギーに多い牛肉や鶏肉は使わない。1個あたり798円で傘下の西鉄ストアや22日に公開予定の公式電子商取引(EC)サイトで売り出す。

事業を提案したのは西鉄新領域事業開発部の宮野奈々さん。飼い犬に食物アレルギーがあり、体質に合った食べ物の用意に苦労した経験が原点となった。25年度の販売目標は1万3000パック。26年度には14万パックまで伸ばし、単年度黒字を目指す考えだ。

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