26年1月に開業するホテル「ザ・ノット ウツノミヤ」の外観イメージ=ワンファイブホテルズ提供

不動産運用のいちご傘下のワンファイブホテルズ(福岡市)は19日、JR宇都宮駅の西口付近で、ホテル「ザ・ノット(THE KNOT)ウツノミヤ」を2026年1月23日に開業すると発表した。24年に閉館したチサンホテル宇都宮を全面改修して開業する。同駅へのアクセスの良さをアピールし観光客やファミリー層、ビジネス客の利用を見込む。

地上14階、地下1階建てで10平方メートルのスーペリアダブルルームを中心とする225の客室を設ける。平均的な客室料金(スーペリアダブルルーム)は1泊1部屋約1万円に設定する。

ホテル「ザ・ノット ウツノミヤ」のエントランスのイメージ=ワンファイブホテルズ提供

ホテル1階にはカフェやベーカリー、レストランを開設し、地元の食材をいかしたメニューを展開する。アート作品の展示や音楽イベントの開催も予定しており、地域活性化やにぎわい創出に貢献する。同ホテルの担当者は「食・音楽・アートといった地元の文化をいかし、駅前に新しいまちの顔を生み出したい」と語った。

ザ・ノットはデザイン性が高く地域に根ざしたライフスタイルホテルで17年以降、横浜、新宿、札幌、広島で順次開業している。宇都宮は5カ所の開業となる。

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