エノキ生産で急成長している企業が宮崎にある。加藤えのき(宮崎市)は2代目社長が「従来と同じことをやっていたら、ジリ貧になる」と思い切った設備投資を敢行した。生産効率を上げるとともに、商品の幅を広げたことが成長につながった。居酒屋チェーンの「塚田農場」とエノキのステーキを開発するなど、新しい需要の開拓にも余念がない。長野に宮崎県外初の工場を整備し、首都圏市場に進出する。将来の海外展開も視野に入れている。

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