若い世代が手に取りやすいよう大胆な色使いでデザインした(JR横浜湘南シティクリエイトが売り出す缶入り日本酒)

JR東日本グループで、神奈川県内の東海道線沿線を中心に駅ビル「CIAL」や「LUSCA」を運営するJR横浜湘南シティクリエイト(神奈川県平塚市)は、地元酒蔵とのコラボ商品を展開する。商業施設や土産物店など14店で独自ラベルの缶入り日本酒を12月18日から順次売り出す。県内の日本酒の認知度を高め地域活性化につなげる。

ベンチャー企業のAgnavi(茅ケ崎市)と展開する。金井酒造店(秦野市)の白笹鼓、吉川醸造(伊勢原市)の菊勇、黄金井酒造(厚木市)の盛升を商品化した。それぞれ1合サイズで飲み比べできるよう3本セット(2400円)にした。メーカーごとに特徴があるが「華やかながらもすっきりした味わい」(JR横浜湘南シティクリエイト)の商品を選んだ。販売初日はJR茅ケ崎駅のラスカ茅ケ崎でイベント即売をする。

ラベルは茅ケ崎市を中心に活動するアーティストが協力。緑やピンク、空色を使い、若い世代が気軽に手に取りやすいよう「ポップでキュートなデザインに仕上げた」(同)。Agnaviは全国200種類近い地酒を取りまとめ、企画商品などを販売している。今後も県内の酒造会社の商品をシリーズ化して売り出す方針だ。

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