SCSKの子会社のベリサーブ(東京・千代田)は生成AI(人工知能)を使ったアプリケーションの品質保証サービスを27日から始める。誤った回答を生成するハルシネーション(幻覚)を防ぎ、生成AIの普及を促進する。
生成AIアプリを開発する企業向けに提供する。サービスを提供する前のテスト工程や開始後の監視を支援することで、AIが誤った出力をしていないことを保証する。ベリサーブが得意としているソフトウエアの品質管理手法をAI分野で生かす。
ベリサーブの松木晋祐執行役員は「生成AIは確率的に文章を生成をするため、品質評価にはこれまでのソフトウエアの評価とは異なるアプローチが求められる」と分析する。同サービスは、3年以内に400社への導入を目指す。
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