サイバー攻撃についての調査結果を説明するアサヒグループホールディングスの勝木敦志社長=東京都千代田区で2025年11月27日午前11時5分、渡部直樹撮影
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 アサヒグループホールディングス(HD)は27日、サイバー攻撃によるシステム障害を受けて東京都内で記者会見を開いた。勝木敦志社長は「多大なるご迷惑をおかけしていることを心からおわび申し上げる」と述べた。9月29日にサイバー攻撃による被害を公表後、経営陣が公の場で説明するのは初めて。

 また、情報漏えいが発生またはその恐れがある個人情報について公表した。内訳は、アサヒグループの各社に問い合わせや相談をした人の氏名、性別、住所、連絡先152・5万件▽祝電や弔電などの対応をした社外関係者の氏名、住所、電話番号11・4万件▽退職者を含む従業員の個人情報10・7万件▽退職者を含む従業員の家族の個人情報16・8万件。

アサヒグループホールディングスの本社が入るビル(中央)=東京都台東区で2018年10月31日、宮武祐希撮影
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 アサヒはシステム障害で商品の受注や出荷などが一時停止したが、「スーパードライ」などの主力商品を中心に電話やファクスによる手作業で受注を再開し、順次出荷を拡大している。

 アサヒへのサイバー攻撃を巡っては、ハッカー集団「Qilin(キリン)」が10月7日、インターネットのダーク(闇)サイトに犯行声明を出し、アサヒの内部文書や社員の個人情報だとする画像29枚を公開した。約9300件のファイル、少なくとも27ギガバイト分を盗んだと主張している。アサヒは10月14日に「個人情報が流出した可能性がある」と公表していた。【佐久間一輝】

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