大丸松坂屋が開いた取引先向け説明会の様子(27日、東京都中央区)

J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は27日、取引先向けの大規模な説明会を開いた。2019年、22年に続く3回目の開催で、240社・350人が出席した。グループの経営方針や百貨店の展望、環境・人権面の取り組みについて社長らが説明した。質疑応答では、外商顧客向けサイトの刷新といった新施策にも言及した。

登壇した大丸松坂屋の宗森耕二社長は、伝統工芸品や地産商品の付加価値向上、外商事業の強化の重要性に言及。「取引先と百貨店の目指すものが折り合うところで、新たな価値創造に取り組みたい」と力を込めた。Jフロントの小野圭一社長は「ステークホルダー全員と顧客の感動や地域振興といった価値を共創する」と語った。

質疑応答では地域連携などについて質問が出た。デジタル戦略を巡っては外商顧客向けサイト「コネスリーニュ」で今後、顧客の趣味嗜好に基づいた商品表示などの刷新を実施すると明かした。ホテル催事における取引先の負担軽減策については、会期前日から会場を借り準備時間を十分に確保する施策を大型催事で始めたと公表した。

【関連記事】

  • ・Jフロント社長「外商催事は2ケタ増収」 26年2月期、株高追い風
  • ・Jフロントとコメ兵、買い取りに百貨店外商客効果 4店で1億円突破
  • ・大丸松坂屋、ディズニー作品テーマの菓子店 都内に29日開業

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。