世界最大級の金融派生商品(デリバティブ)取引所、米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で27日、データセンターに不具合が生じ、先物などの取引が一時停止した。米メディアによると28日(日本時間同日夜)時点でも金や原油、株の先物取引に影響が出ているという。

 CMEグループは27日夜の声明で「サイラスワンのデータセンターの冷却問題により、私たちの市場は現在止まっている」とした。サイラスワンは米テキサス州に本社を置き、データセンターの運用・開発を手がけている。

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