日本精工は人工知能（AI）ロボティクス企業のアールティ（RT、東京・千代田）と業務提携契約を結び出資したと発表した。RTが実施した第三者割当増資を引き受け議決権の3分の1超を取得した。RTのヒューマノイドロボット（ヒト型ロボット）などを日本精工の軸受けなどの技術と融合し、付加価値の高い製品・サービス開発を目指す。

業務提携では国産四足歩行ロボットの実用化、製造業向けヒューマノイドロボットの共同開発、AI・ハードウエア・ソフトウエア技術の共同研究、人材交流による市場開拓などを行うとしている。製造業やサービス業の人手不足の解決にもつなげる。

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