中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)の日本法人は1日、独自開発した高効率システムを搭載したプラグインハイブリッド車(PHV)「SEALION 6(シーライオン シックス)」を発売したと発表した。2023年に日本で乗用車の販売を始めて以来、初めてのPHV投入。価格は前輪駆動モデルが398万2000円で、四輪駆動が448万8000円。EVの普及が遅れている日本市場でラインアップを広げる。

初投入のPHVはスポーツ用多目的車(SUV)タイプ。BYDは08年にPHVの量産、販売を始め、累計の世界販売台数は740万台を超える。新モデルに搭載するPHV用システム「DM―i(デュアル・モード・インテリジェンス)」は、静かでスムーズな加速と長距離走行時の低燃費が売り。

中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)が日本に初投入したPHV「SEALION 6」の発表会で、あいさつする同社日本法人の東福寺厚樹社長=1日午前、東京都港区

中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)が日本で初めて投入したPHV「SEALION 6」=1日午前、東京都港区

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