日世が販売するソフトクリームのフリーザー

伊藤忠商事は2日、ソフトクリーム総合メーカー国内最大手の日世(大阪府茨木市)に2割出資したと発表した。海外での原料調達網や現地の外食企業などとのネットワークを生かし、ベトナムやタイといった東南アジアでの販売拡大を支援する。両社で2033年度までに海外売上高を現在の3倍以上の400億円規模まで伸ばしていく。

日世はソフトクリーム関連商材の国内シェアで6割を誇る。牛乳などから作るソフトクリームの原料「ミックス」のほか、ソフトクリームを絞り出す専用機械「フリーザー」、コーンやカップを製造する。中国やベトナムでも事業展開しており、24年12月期の売上高は500億円程度だった。

伊藤忠は子会社の伊藤忠食糧を通じ、砂糖や乳製品などの原材料を日世に供給する。09年に中国で共同出資会社を設立し、現地でのミックス製造でも協業する。東南アジアでは若年層の人口増加や経済成長に伴い、ソフトクリーム市場の拡大が見込まれている。出資を通じ、海外展開を加速させる。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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