日立建機が開発するAI解析を活用した鉱山向けシステムのイメージ

日立建機は2日、人工知能(AI)解析技術を手掛けるカナダの新興企業、リズミックソリューションズに300万ドル(約4億6700万円)を出資したと発表した。リズミックのAI技術を日立建機が持つ鉱山管理システムに生かす。

リズミックはAIによる鉱山機械の稼働データ分析に強みを持つ。日立建機が鉱山会社向けに提供する鉱山機械の稼働データ解析システム「ランドクロス コネクト インサイト」にリズミックの技術を活用する。

鉱山機械は鉱山現場で24時間365日稼働しているため、故障の検知や故障後の対応スピードが重要となる。鉱山機械は運転者の運転の癖などでも部品の摩耗具合が変わる。リズミックの技術を活用することで、より高精度な機械の異常検知や燃料消費量の改善につなげる。

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