商店街をまるごとホテルに見立てた分散型の宿泊施設が人気を集めている。大阪府東大阪市の布施駅近くにある「SEKAI HOTEL」(セカイホテル)だ。空き店舗が客室、銭湯が大浴場、飲食店がディナー会場となる。年間の宿泊客数は1万人を超え、8月には開業して初めて単月黒字となった。暮らすように旅ができる魅力は民泊と同じだが、異なるのは人が応対するフロントがあること。周辺住民の不安を和らげるとともに、宿泊者を街に導くガイド役も果たす。運営会社のクジラ(大阪市)は全国への拡大をめざしている。

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