
ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は4日、発声した声が高い声に変換される防災用電子メガホン「キコエール」を開発したと発表した。2026年1月中旬から、飲食店に無料で2週間ほど貸し出す。酒場のような騒がしい環境でも声が届きやすいのが特徴。店員が避難誘導など安全確保の声かけに使える。
メガホンを通して3500〜5000ヘルツの周波数成分を有する高い声に変換される仕組み。通常時はランタンとして使えるデザインにした。公式サイトで貸し出しの申し込みを受け付ける。
あわせて、飲食店が災害時に注意すべきことをまとめた「酒場のための地震防災ガイドライン」をウェブ上に公開したと発表した。店舗の地理的な情報や設備、客に外国人がいるかなどを選択するとガイドラインが生成され、避難誘導時のポイントがわかる。
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