ホンダの軽自動車「N-BOX」

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が4日発表した11月の車名別新車販売で、ホンダの軽自動車「N-BOX」が2カ月ぶりに首位に立った。乗用車の新車販売に占める電気自動車(EV)の割合はトヨタ自動車が10月に一部改良したEV「bZ4X」などがけん引し、わずかに増加した。

N-BOXは前年同月比10%減の1万6198台だった。2023年10月の全面改良から時間が経過し、買い替え需要などが一巡したとみられる。25年4月には一部モデルを改良して発売したものの、前年同月の販売台数を下回った。

上位4車種は軒並み販売台数を落とした。前月首位だったトヨタの「ヤリス」が2位で23%減の1万4556台となった。3位はスズキの軽自動車「スペーシア」で11%減の1万2904台、4位のトヨタ「カローラ」は32%減の1万997台だった。

EV販売は17%増の5921台だった。新車販売に占めるEVの割合は1.9%で前年同月より0.4ポイント上がった。bZ4Xが前年比30倍超の1580台で全体を押し上げた。

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