米ネットフリックスのロゴ=2022年4月(ゲッティ=共同)

 米動画配信大手ネットフリックスは5日、米老舗メディアのワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)を買収すると発表した。映画製作などのスタジオや動画配信といった中核事業が対象で、買収額は約720億ドル(約11兆円)。巨大なメディア勢力が新たに誕生する大型再編となる。報道のCNNは対象外。

米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのロゴ=2025年10月、カリフォルニア(ゲッティ=共同)

 WBDは動画配信サービスの普及で苦境に立たされ、会社全体の売却も含めた経営の見直しを検討。海外メディアによると、米メディア大手パラマウント・スカイダンスやコムキャストも買収に関心を示し、争奪戦の様相となっていた。(共同)

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