中国の大手航空会社3社は5日、一部の日本の空港を発着する便について受け付けていた無料での払い戻しや変更手続きについて、対象となる便の期間を従来の12月31日までから2026年3月28日までに延長すると発表した。中国メディアが報じた。中国政府が国民に呼びかける日本への渡航自粛が、2月中旬からの春節の大型連休を含めて継続することを内外に示す狙いがあるとみられる。
3社は中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空。これまでは、日本発着便の無料払い戻しなどについて年末まで応じる方針だった。渡航自粛の呼びかけ後、中国の航空会社では日本への路線を減便する動きも広がっている。【北京・畠山哲郎】
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