8日午後11時15分ごろに発生した青森県沖を震源とする最大震度6強の地震で、2号機が稼働中の東北電力女川原発で異常は確認されず、運転を継続している。同社によると、震度5強を観測した青森県東通村に立地する東通原発は運転停止中で、異常は見られていない。
東京電力によると、福島第1原発と第2原発で異常は確認されていないが、第1原発からの処理水の放出は津波注意報の発表を受け、8日午後11時42分に停止した。
北海道電力によると、泊原発で異常は確認されていない。
原子力規制委員会によると、最大震度5強を観測した青森県むつ市にある中間貯蔵施設にも異常は無い。青森県六ケ所村の再処理工場などでも設備などに異常が無いか確認している。【小川祐希、木許はるみ】
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