タカラジェンヌをイメージしたケーキ「ブラン・ジェンヌ」=大阪市北区茶屋町で、水津聡子撮影
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 タカラジェンヌをイメージしたドレス型のケーキ「ブラン・ジェンヌ」が、ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区茶屋町)で22日まで販売されている。宝塚歌劇111周年を記念したイベントに合わせたコラボメニュー。華やかな姿が注目を集めている。

 「ブラン・ジェンヌ」は、レースのように絞られた白いクリームに紫色のビオラがあしらわれ、中央には娘役の横顔をかたどったチョコレートが飾られている。ホワイトチョコとヨーグルトのムースの中に、ピスタチオブリュレとイチゴなどのジュレが入っており、甘酸っぱく軽やかな味わいだ。

 パティシエらが、宝塚ファンの社員や家族に意見を聞きながら、数カ月かけて企画を進めた。タカラジェンヌらしさを表現するため、チョコレートの薄さやクリームの絞り方、銀色のアラザンを飾る位置にもこだわった。

 ケーキは1階のブーランジェリー・パティスリー「アンダンテ」(06・6377・3628)で、1個1500円で販売されている。「売り切れる場合があるので、4日前までの予約がおすすめです」と担当者。2階のティーラウンジ「パルテール」では、コーヒーまたは紅茶とのセット(2500円、なくなり次第終了)もある。

 ホテル内の他のレストランでも、宝塚歌劇にちなんだコースやドリンクが提供されている。イベントは、茶屋町周辺で20、21日を中心に開催。アプローズタワー1階に飾られているクリスマスツリーは、衣装をアップサイクルした特別仕様になっている。【水津聡子】

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