大林組は、2024年度の温暖化ガス排出について国内での電気由来の間接排出「スコープ2」の排出量ゼロを達成したと発表した。

同社はこれまで、自社での太陽光パネル設置による創エネルギーや、再生可能エネルギー電力への切り替え、再生エネの固定価格買い取り制度（FIT）の対象発電所に由来する「FIT非化石証書」の購入を進めてきた。その結果、第三者検証機関による検証で24年度の国内における電気由来スコープ2排出量ゼロを確認した。

今後は、社内炭素価格（インターナルカーボンプライシング、ICP）を活用した定量的な評価制度を導入し、再エネ発電設備から電力を供給してもらう「オフサイトPPA（電力購入契約）」などを進め、再エネ導入の実質100%を継続する。さらに2030年度までにグループ全体での再エネ導入の完了を目指す。

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