コニカミノルタが発売する分光放射照度計の新型機「CL-700A」

コニカミノルタは、低照度の環境下でも高速・高精度に測定できる分光放射照度計の新型機「CL-700A」を発売すると発表した。可視光域に加えて1000ナノメートル(ナノは10億分の1)までの近赤外光領域の測定にも対応した。

分光放射照度計は、発光ダイオード(LED)や有機EL(OLED)光源の明るさや色に加え、波長や演色性などの光の性質を測定する装置だ。照明や自動車、スマートフォンなど幅広い分野で、色品質の管理や規格対応、研究開発に使われている。

新型機は、従来機「CL-500A」で360〜780ナノメートルだった測定波長範囲を360〜1000ナノメートルに拡張した。これにより、自動運転やセキュリティーシステムなどの近赤外光を用いる製品も評価計測できるようになった。

0.01ルクスの超低照度から最大20万ルクスまでの広範囲な照度測定に対応する。業界トップクラスの低照度での高速測定が可能で、照度0.01ルクスの環境下で約5秒、0.1ルクスでは約2秒で測定できる。0.1ルクスの環境下ではCL-500Aの約27秒と比べて大幅に測定時間を短縮した。

サイズは幅80ミリメートル×高さ170ミリメートル×厚さ35ミリメートル、質量は214グラム。最大15台までの多点同時測定に対応しており、広範囲な照度分布の測定が求められるプロジェクターや屋外照明などの計測にも向いているという。

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