協定の締結式に出席したレバンガ北海道の小川嶺氏㊧や折茂武彦社長㊥、コープさっぽろの大見英明理事長㊨(25日、札幌市)

バスケットボールBリーグのレバンガ北海道とコープさっぽろ(札幌市)は25日、バスケを通じた地域貢献活動などでの協力に向け、包括連携協定を締結したと発表した。道内のミニバスケの少年団を対象とした大会を2026年から開くほか、コープの子ども向け施設にバスケのゴールを設置するなどの取り組みを進める。

レバンガはユースチームを運営するほか、子ども向けのバスケ教室を定期的に開催している。コープは宅配サービスの拠点や一部店舗に子どもを自由に遊ばせられる「トドックステーション」を設けるほか、4月からは放課後児童クラブ(学童保育)事業を始めるなど、子育て支援の活動に力を入れている。

両者は子ども向けのバスケ教室の開催やレバンガのホームゲームへの子どもの招待で連携する。トドックステーションや学童保育施設にバスケのゴールを設け、子どもがバスケに親しみやすい環境をつくる。レバンガのホームゲームでコープとコラボレーションしたホットドッグも販売する。

レバンガのオーナーで会長の小川嶺氏(タイミー代表)は同日の締結式で「深く互いのアセットを用いながらどうすれば北海道が豊かになるのかを考え、長期的に連携できれば」と語った。コープの大見英明理事長は「北海道でのバスケ人口の裾野を広げることに貢献できる」と応じた。

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