食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市)は10日、飲食業向け人材紹介のクックビズと資本業務提携したと発表した。同日付でクックビズの発行済み株式の5.02%にあたる14万株を、同社の藪ノ賢次社長から取得した。OICグループは外食や小売企業を抱えており、採用強化につなげる。

OICグループは約45社を傘下に持つ。2031年度までにグループ会社100社を目指し、M&A(合併・買収)を進める。クックビズの支援を受け、事業拡大に不可欠な人材採用に取り組む。

クックビズは傘下に水産加工会社やコロッケなどの総菜会社を持ち、OICグループへの販売や新商品の開発でも連携する。

クックビズは飲食店を中心にサービスを展開してきたものの、新型コロナウイルス流行後の外食不振もあり、スーパーなどの小売りにも人材紹介事業を広げる。

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