米連邦準備制度理事会(FRB)は10日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0・25%引き下げ、3・5~3・75%とすることを決めた。利下げは3会合連続。物価上昇(インフレ)懸念は根強いが、足元で目立つ雇用市場の減速への対応を優先した。
今回のFOMCは米連邦政府の一部閉鎖の影響で、FRBが注視する物価と雇用に関する主要な経済指標の最新データが公表されない中で開催された。FRBは、民間データに依存する形で利下げを決めた。【ワシントン浅川大樹】
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