東武百貨店

東武百貨店(東京・豊島)は25日、年始の営業体制について、2026年1月2日は全店で休業すると発表した。同日を休業日とするのは1977年以来、49年ぶりという。元日に加え2日も休みとすることで、従業員の生活の質を改善して働きがいを向上させる。店員の生産性を高めて顧客の買い物環境の改善も目指す。

池袋店(同)、船橋店(千葉県船橋市)ともに休業する。

小売業界で人手不足が課題となる中、百貨店各社では年始の休業を増やして働く環境を改善する動きが広がる。高島屋は2025年、百貨店や運営するショッピングセンターで23年ぶりに1月2日を休業日とした。26年も取り組みを継続し、同日を原則休業日とする。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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