中外製薬は11日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学の坂口志文特任教授の研究基金に1億円の寄付を決定したと発表した。阪大が設立した「坂口志文研究応援基金」に寄付し、基礎研究を支援する。

中外製薬は坂口氏が所属する大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)と包括連携契約を締結し、共同研究を進めていた。17年4月から10年間にわたり、IFReCへ毎年10億円の資金を提供している。

同社は「当社も坂口先生の粘り強い研究姿勢に倣い、今後も製薬会社の使命として一層高い倫理観と情熱をもって研究にまい進する」とコメントした。

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