NTT傘下のNTTロジスコ(東京・中央)は、レンタル通信機器のリファビッシュ業務で人工知能(AI)による画像認識技術と無人搬送車(AGV)を用いた自動登録・仕分けシステムを導入したと発表した。回収品の登録・仕分け作業を自動化したことで作業者1人あたりの処理台数が30%増えたほか、仕分けミスもなくなった。
同社は環境負荷低減を目的としたサービスの一環として、返却されたレンタル通信機器を再利用するために回収品の登録・仕分け、クリーニング、動作試験、再生品のセット化といったリファビッシュ業務を実施している。
今回導入したシステムでは、回収した300種類以上の通信機器の物品名やネットワークの識別番号(MACアドレス)をAI画像認識で判別し、物流管理システム(WMS)に登録してAGVで自動仕分けする。4台のAI画像認識システムと24台のAGVで、1時間あたり約1300台の機器の自動登録・仕分けができる。
従来は、作業者が機器本体に貼付されている物品名を目視確認し、バーコードブックで一致する物品名のバーコードを探してハンディスキャナーで読み取り、物品情報をWMSに登録する必要があった。物品コード別の仕分けも手作業で、人手頼りの作業と熟練者による作業の属人化が課題になっていた。
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