サンライズ瀬戸・出雲は東京と西日本を結ぶ寝台特急列車だ

JR東海などは12日、2026年3月14日のダイヤ改正で、東京と中国・四国をつなぐ寝台特急列車「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の東京駅の発車時刻を24分繰り上げ、午後9時26分にすると発表した。夜間に通過する東海道本線での保守作業時間を確保する狙いだ。

サンライズ瀬戸は東京―高松間、サンライズ出雲は東京―出雲市間を1日1往復し、東京―岡山間は連結して運行する。浜松までの停車駅の発車時刻も繰り上げるが、浜松から先の時刻に変更はない。

サンライズ瀬戸・出雲は、現在唯一の定期運行の寝台特急で、JR東海のほかJR東日本やJR西日本、JR四国が共同運行する。「夜行列車ブームもあって、速達性よりも移動自体を楽しむニーズが高い」(JR東海)といい、繰り上げても利便性を損なわないと判断した。

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